こんにちは。
語学堂時代に使っていたブログを大復活させてみました。
正規留学や韓国生活について、自分の記録としてもちゃんと残しておこうと思いながら1年半が経ってました😀 ネイバーブログにYouTubeに、全部中途半端な気がしますが2024年はちゃんと管理してみようと思います🔥
そんな私、今韓国のスタートアップ企業でインターンしてます。
私が利用した漢陽(ハニャン)大学のインターンシップ制度、『HY-WEP』について共有していくので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
はじめに
韓国に正規で留学している方の中には、大学卒業後、韓国での就職を目指している方も多いのではないでしょうか?
私の経験上、韓国の企業に就職するには「経験値」が最も重要視されます!!
同年代の韓国人の友達たちは休学して長期インターンなどで経歴を積むことがほとんど。
しかし私たち留学生は、休学するとビザが止まってしまったり、かといって日本のように長期休み期間にやれる短期のインターンがほんとーーーうに少ないので、韓国での実務経験を積むことが難しいのが現実😭
そこで私が今回の春休みに利用したのが、漢陽大学が運営している、学校と企業の連携型インターンシッププログラムである『HY-WEP』🔥
それぞれの大学に似たようなプログラムがあると思うのですが、今回は私の通っている漢陽大学のHY-WEPについてまとめました。
HY-WEPとは?
「HY-WEP」とは'HanYang Work Experience Program'の略語で、実用的な人材の養成と企業間のニーズに合った人材育成を目標に運営されているプログラムです。
まあ、簡単に言えば、
「現場での経験を積みたい学生」✖️「人手不足解消したいけど正規雇用は負担な企業」間のwinwinな関係で2ヶ月〜6ヶ月ほどインターンとして働かせてくれるってことです🌟(まあ言ってしまえばただのバイト…)
スタートアップから大企業まで、本当にたくさんの企業があります。ハニャン大学は他の大学と比べても企業数が多との噂も。。
<HY-WEPエントリーページの例>
現在(2024年2月)見ただけでも、500に近い企業からエントリーが出てます🫢
毎学期新しい企業が追加されているので眺めてるだけでも楽しいです(?)
📍応募資格
- 正規学期を4学期(編入生の場合は1学期以上修了)以上修了(予定)した者
📍種類と期間
HY-WEPは教育部の支援の大学主体のプログラムで、教育部のインターンシップ運営規定に準じて運営されます。
短期と長期に分けられるので、簡単に説明していきます。
1. (短期)夏・秋学期
夏休みや春休みの長期期間中に行われるインターンシップ(私はこれ)
期間|2ヶ月(4〜8週間)
時期|7〜8月、1〜2月
認定単位|一般選択3単位
2. (長期)学期代替
学期中に学校で授業を受ける代わりに行われるインターンシップ
期間|4ヶ月(約16週間)
時期|1学期:3〜6月、2学期:9〜12月
認定単位|最大15単位(専攻は最大9単位まで)
3. (長期)選択型4+1
期間|最大2学期まで可能(約16週間〜)
時期|1学期:3〜6月、2学期:9〜12月
認定単位|卒業要件単位や学期数に含まれない
最後の4+1がちょっとややこしいんですけど、1・2のインターンは合わせて18単位までしかできないのですが、4+1型だったらそれとは関係なしに、最大2学期分を追加でインターンできる制度です!
より長期で働きたい場合だったり、契約延長することになった際に便利な制度です✨
📍申請の流れ
簡単に分かるよう表でまとめたので参考にしてもらえればと思います💡
📍メリットと特典
では、なぜ企業が提供しているインターンシップより、学校連携のHY-WEPがおすすめなのかって話ですよね。たくさんあるんですけどいくつかメリットをまとめてみます。
1. 単位が認定される
正直これがいちばん大きいメリットだと思います。
留学生のように休学などが簡単にできない学生にとっては単位もらいながら実務経験を積めるのは一石二鳥すぎますよね。
2. 支援金として月100万ウォン以上の支援金(給与)+学校からの奨学金
学校の連携ですがお給料が出るのもポイント。(出なきゃ毎日出勤なんてやってられない)
私がみた限りでは最低でも月150万ウォンは出ます。少し規模の大きいところだと200万ウォン以上出るところもあります!
でも、月150万ウォンだと最低時給に満たないんですよね。(韓国の最低時給9860ウォン)
ということで学校から生活支援金として奨学金が振り込まれます。笑
私の場合は、企業から払われるのが1ヶ月約155万ウォンで、学校からは650,000ウォンが奨学金として振り込まれました😆てことで1ヶ月220万ウォンほど貰えました!
今年から奨学金の額が大きくなったらしくラッキーでした✌️
あ、あと給与に関連して、学校連携のインターンの場合はアルバイト申請する必要ないです!
私も気になって問い合わせたてみたんですが、外国人学生のインターンの制限がかなり緩和されて全く申請しなくても大丈夫みたいです。
参考:
https://www.immigration.go.kr/bbs/immigration/214/572344/artclView.do
3. 準備書類が少なく、受かりやすい
個人で出願するよりもかなりシンプルで簡単なのが特徴。
まずHY-WEPのサイトで履歴書(と言っても基本情報やPCの利用レベル、資格など簡単なもの)作成。
次に「志望動機」、「性格の長所短所」、「経歴や特異事項」、「インターンに臨む意気込み」などを記入して保存して、希望する企業に申請すれば自動的に送られるシステムです。
※申請する企業によってはポートフォリオや別途書類必要な場合もあるので、エントリー前に詳細ページを必ず確認!
📍得られるもの
現場体験型のインターンで得られるものを、HY-WEPの説明資料でわかりやすくまとめてあったので簡単にご紹介します。
2. 実際に働いている方たちとの出会い
3. 職業に対する現実的な視覚的経験
4. 専攻や進路に対する視野の拡大
5. 進路のための優先順位を把握
💡学生にとっては現場での実践的な経験はもちろん、卒業後の進路に対する具体的な目標設定の機会になります。
HY-WEP利用時の注意点は?
1. 同時に複数エントリーができない
そうなんです。最大の難点、不合格通知をもらわない限り、違う企業に申し込めないシステム😱
その代わり書類の締め切りから面接、合格発表までがめちゃめちゃ早いのも特徴。最低でも書類締切後、一週間以内には全ての手順が終わるので、落ちてもすぐ準備すれば大丈夫です。(私も3回エントリー入れました!)
2. 銀行口座を登録するときは必ず本人名義の口座
奨学金などを振り込んでもらうために必要な口座!まあこれは正直留学生の皆さんなら大丈夫ですよね。自分の口座ない方なんていませんよね。
3. 事前教育、中間報告書の提出
無事合格をもらったら大学の현장실습지원센터に、「申請書」や「事前教育チェックリスト」など、色んな書類を提出しなければなりません!
まあ、これも個人的にメールで案内来る&難しい内容はないので指示された通りにやっていけばオッケーです👌
さらに、インターンしている期間は毎週、報告書の提出が義務付けられています。
中間くらいの時期には企業に対しての評価、最後には総合報告書と感想なども書かないといけないので忘れないように注意しましょう。提出しないとおそらく単位認定に影響が出ます😱
中間評価などは현장실습지원센터からメールで案内が来るので、インターン中はメールチェック必須です。
合格のコツは?
実際2つも落ちている私が言えることではないのかもしれないですが、、笑
私が書類や面接を準備しながら大事だなと思ったことをまとめておきます。
☑️どんな会社なのかしっかりと把握(商品、サービス、規模、歴史、ライバル会社など)
☑️求められている人物像は?(スペック、プログラム使用度、経歴など)
※マーケティング系の企業は特に動画や画像作成ツールを使えるか、企業や個人でのSNS運営経歴があるかなど聞かれました!
☑️自分が担当する業務について把握しておく(募集要項チェック!)
☑️企業のいいところ・悪いところを分析した上で、改善するための具体的なアイデアがあるか?
☑️企業が属している市場の規模や競合他社との位置関係を把握しておく
☑️SNS関連なら企業や個人でSNS運営うまいなと感じるアカウントチェックしておく
とまあなんか書いてみましたが、、実は今でもよく分かってません。笑
けどこれだけは言える!っていうのが、特にマーケティング分野目指してる方は個人でもSNS運営などの経験を積んでおくことをおすすめします!面接の時に100%聞かれます。
内容はなんであれ、視覚的に「私はこれが可能です!」っていうのをポートフォリオとして伝えることができるので合格率が格段にUPします🔥
てことで私も2024年はSNSもうちょい頑張りますㅎㅁㅎ
最後に
今回は韓国で就活をしたい正規留学生たちにおすすめな、漢陽(ハニャン)大学のインターンシップ制度『HY-WEP』について紹介しました!
記憶の新しいうちにまとめられてよかったです。この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
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参考: